数学B 第1章 数列の一般項と和 — 数列の増加と減少

この節の前提数列とは何か/階差数列

数列の増加と減少

たとえば、数列 の一般項が

で与えられるとき、この数列の増加や減少の様子はどうなるだろうか。

試しに、 の に を代入し、計算してみると

となるので、数列 は が1から5までは増加し、6から先では減少するのがわかる。

しかし、このような方法では、すべての自然数 について調べるのは不可能である。

そこで、 という差をつくってみよう。

この式の の部分に着目すると

  1. のときは、 が正、つまり となるから

    がわかる。

  2. のときは、 が0、つまり となるから

    がわかる。

  3. のときは、 が負、つまり となるから

    がわかる。

以上、 1.~3. より

となるのがわかる。

以上、まとめておこう。

§

定理1数列の増加・減少を調べる方法

一般項 から、となりあう項の差

をつくり、この値の正、負、0を調べることにより、数列 の増減がわかる。

問題1数列の増減

の増減を調べよ

解答を見る

という差をつくると

この式の の部分に着目すると

  1. を満たす は、 、すなわち
  2. を満たす は、
  3. を満たす は、 、すなわち

すなわち、 となる。

最終更新: 2026-09-03

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