数学I 第3章 集合の基礎 — 写像
写像について
写像とは何か
ここでは、集合と集合の対応を調べることによって、写像や関数という考え方を学んでいこう。
| 向かう駅 | 料金(円) |
|---|---|
| 渋谷 | |
| 新宿 | |
| 横浜 | |
| 仙台 | |
| 大阪 | |
| 博多 | |
| 札幌 |
例えば、東京駅からJRを使いさまざまな駅に向かうときの乗車券の料金は表のようになっている。
このことを「集合」を用いて表すことを考えよう。
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まず、向かう駅の集合
このように集合
一般に、2つの集合
写像
また、写像
さらに、この像(値)全体の集合
先程の例でいうなら、定義域は
また、この対応を与えている規則
定義域
解答を見る
定義域
| 約数 | 約数の個数 | |
|---|---|---|

いろいろな写像
1対1の写像(単射)

1対1の写像(単射)
単射では、
の要素が異なれば、それに対応する の要素も異なるので、 の要素に2本以上の矢印が向かうことはなく、あっても1本の矢印しか向かわない。それゆえ、単射と覚えるとよい。
上への写像(全射)

上への写像(全射)
全射では、
のどのような要素も考えてみても、矢印の向わないところはなく、全部の要素に最低1本は矢印が向かっている。それゆえ、全射と覚えるとよい。単射と違い、2本以上の矢印が向かっていてもよい点に注意しよう。
上への1対1の写像(全単射)
上への写像であり、かつ1対1の写像でもあるものを、上への1対1写像 (onto and one-to-one corespondence)、または全単射 (bijection) という。
特に、集合
上への1対1の写像(全単射)
全単射であるならば、
の要素の個数は と必ず等しいことに注意しよう。
元記事: http://www.ftext.org/text/section/68(取得日 2026-08-07)
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