要素の表し方

$a$ が集合 $A$ の要素であるとき、$a$ は集合 $A$ に属する (in) といい \[\boldsymbol{a\in{A}}\] と表す。また、$a$ が集合 $A$ の要素でないことは、$\in$ に斜線を引いて \[\boldsymbol{a\notin{A}}\] で表す。

集合に属するか否か

集合に属するか否か

例として、$A=\{x|xは12の正の約数\}$ とすると \[3\in{A}~,~5\notin{A}\] である。

集合の要素の表し方

集合 $A$、$B$ を

  • $A={x|xは正の偶数}$
  • $B={x|xは18の正の約数}$
とするとき、次の $\fbox{?}$ の中に $\in$ または $\notin$ のいずれかを入れよ。
  1. $2\fbox{?}A~,~2\fbox{?}B$
  2. $3\fbox{?}A~,~3\fbox{?}B$
  3. $4\fbox{?}A~,~4\fbox{?}B$
  4. $5\fbox{?}A~,~5\fbox{?}B$

わかりやすくするため、要素を書き並べてみると

  • $A={2,4,6,8,10,\cdots}$
  • $B={1,2,3,6,9,18}$
これをもとに問に答える。
  1. $2\boldsymbol{\in}A~,~2\boldsymbol{\in}B$
  2. $3\boldsymbol{\notin}A~,~3\boldsymbol{\in}B$
  3. $4\boldsymbol{\in}A~,~4\boldsymbol{\notin}B$
  4. $5\boldsymbol{\notin}A~,~5\boldsymbol{\notin}B$