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1次方程式と1次関数の関係

y=32x2のグラフ

$y=\dfrac{3}{2}x-2$のグラフ

1次関数 y=32x2 において、このグラフと x 軸との共有点を考える。

共有点の y 座標は 0 であるから、共有点の x 座標は 32x2=0 という1次方程式の解として求めることができる。

この方程式の解は、次のような式変形を行い 32x2=0 32x=2 x=43 と求めることができる。

つまり、y=32x2 のグラフと x 軸との共有点の x 座標は 43 である。

以上のことは、次のようにまとめられる。

1次関数のグラフと x 軸との共有点

1次関数
y=ax+b
のグラフと x 軸との共有点の x 座標は、1次方程式
ax+b=0
の解である。

暗記1次方程式と1次関数の関係

次の文章の四角の中に適当な数字を入れよ。

1次関数 y=12x1 において、このグラフと x 軸との共有点を考える。共有点の y 座標は A であるから、共有点の x 座標は 12x1=A という1次方程式の解として求めることができる。

この方程式の解は、x について解くことにより 12x1=A 12x=B x=C と求めることができる。

つまり、y=121 のグラフと x 軸との共有点の x 座標は C である。

\fbox{A}=\boldsymbol{0}\fbox{B}=\boldsymbol{1}\fbox{C}=\boldsymbol{-2}