変形階差型漸化式
階差型漸化式 $a_{n+1}=a_n+f(n)$ と似ているが, $a_n$ の前に係数 $p(p\neq1)$ がかかった形,つまり
\[a_{n+1}=pa_n+f(n)\]という形をしている漸化式の解法について考えてみよう.
このようなタイプの漸化式は $f(n)$ の形により,解法を分類しておくのがよい.
以下,次の2タイプに分けて考えてみよう.
\begin{cases} f(n)=r^n&(指数タイプ)\\ f(n)=n^k\quad(k\in\text{N})&(k次式タイプ) \end{cases}