数学II 第3章 三角関数 — 一般角と弧度法
一般角
動径
平面上で,点

角度の拡張
角度の拡張
固定された図形にあらわれる角度の大きさは,
これらの点を考慮できるように
以上の角度

動点
- 負の角度
動点
これらのように,
また,一般角

次の図の
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動径
は,反時計回りに1周と 進んだので 動径
は,反時計回りに2周と 進んだので ←
動径
は,時計回りに 進んだので ←
次の角の動径を図示せよ.
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動径の表す角
動径の表す角
動径は
などの角の動径と同じ位置にくる. すなわち,
一般に,次のことがいえる.

動径
のようにあらわされる.
次の角の動径を
の形で表せ.ただし,
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なので なので なので なので
弧度法
度数法の問題点
度数法の問題点
これまで,角度の大きさは「1周は
注 1周の角度を表すために用いられた「360」という値の由来は, 1年はほぼ360日であること,360は約数を多く持つことの2点 にあるのではないかといわれている.前者では天体の星の位置が1日で約1度ずれること, 後者では円周を分割した際に角度が整数になりやすいことなどの利点がある.
注 たとえば,すぐ後にみる扇形の面積がきれいな式で表せなかったり, FTEXT 数学IIIで学ぶ三角関数の微分・積分において煩雑な計算が起こったりする.
弧度法の定義
弧度法の定義
そこで,これらの不便を解消するための新しい角度を導入しよう.
弧の長さが
で定義する.
このような角度の表し方を弧度法(circular measure)という. 弧度法は比で角度の大きさを表すため,単位が無いが,あえて単位を付けたいときにはラジアン(radian)や弧度をもちいる.

注 単位が無い値のことを無名数(abstract number)という.
上の定義において,
である.
主な角について,度数法と弧度法の値をまとめると次のようになる.
| 度数法 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 弧度法 |
| 度数法 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 弧度法 |
弧度法についても動径の表す角について,次のことがいえる.

動径
のようにあらわされる.
次の角を弧度法で表せ.また,
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次の角を度数法で表せ.
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扇形の弧の長さと面積
扇形の弧の長さと面積
扇形の弧の長さと面積を,弧度法をもちいて表してみよう.
図のように半径が
面積と中心角の比から
以上,

半径が
である.

扇形の弧の長さと面積
図のように,扇形を,あたかも底辺が
,高さが の三角形のように考え, (底辺) (高さ) から, と覚えておけばよい.

次のような扇形の弧の長さ
- 半径が
,中心角が - 半径が
,中心角が
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元記事: http://www.ftext.org/text/section/114(取得日 2026-08-07)
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