点$(a,~b)$と点$(b,~a)$の関係

無題

無題

点$(a,b)$と点$(b,a)$の関係

座標平面上のある点$\text{A}(a,~b)~(a\neq b)$に対して,この点の$x$ 座標の値$a$ と$y$ 座標の値$b$ を交換した点$\text{B}(b,~a)$をつくる.

このとき,2点$\text{A},\text{B}$の中点の座標は$\left(\dfrac{a+b}{2},~\dfrac{a+b}{2}\right)$なので,直線$y = x$上にあることがわかる. また,2点$\text{A},\text{B}$を結ぶ直線は,傾きが$\dfrac{a-b}{b-a}=-1$なので,直線$y = x$と直交するのがわかる. 以上のことから,2点$\text{A},\text{B}$は,右図のように,直線$y = x $に関して対称となる.

このことを踏まえて,以下に述べる対数関数についてみていこう.