物を数えるときに使う考え方
先程の『整理して考えるということ』では、表や樹形図などを使って、情報を整理することを学んだ。このように整理してしまえば、理論的にはすべてのものの数を数えることができる。
しかし、表や樹形図を作成するにはあまりに数が大きすぎる場合があるので、表や樹形図を書かずとも、数を数えられるようにならなければいけない。
以下では、数を数えるときに使う、もっとも基本的な考え方である、積の法則と和の法則について確認する。これを応用すれば、表や樹形図を書かなくても、ものの数を数えることができるようになる。
吹き出し物を数えるときに使う考え方
ただし、これらの法則の背景に表や樹形図があるのだということは、忘れてはいけない。ただ闇雲に法則だけつかっても、何を数え上げているのかわからなければ本末転倒である。