確率分布とは何か
先程まとめた表
\begin{array}{|c|c|c|c|}\hline 賞金(円)&1000&500&100\\\hline 確率&\frac{2}{10}&\frac{3}{10}&\frac{5}{10}\\\hline \end{array}は,確率変数と,その値となるときの確率の対応を示したものであり, この対応のことを確率分布(probability distribution)という.確率分布を上のように表にしてまとめたものを確率分布表(probability distribution chart)という
確率変数 $X$ が, $x_1,x_2,x_3,\cdots,x_n$ という値をとる試行での確率分布が
\[P(X=x_i)=p_i\quad(i=1,2,3,\cdots,n)\]とすると,確率分布表は
\begin{array}{|c|c|c|c|c|c|c|}\hline X&x_1&x_2&x_3&\cdots&x_n&計\\\hline P&p_1&p_2&p_3&\cdots&p_n&1\\\hline \end{array}となる.