素数の性質
$a,b$ を整数, $p$ を素数とする時
$ab$ が $p$ で割り切れるならば, $a$ または $b$ が $p$ で割り切れる
素数の性質を証明せよ.
$a$ と $p$ の最大公約数は $p$ の約数であるから, $1$ または $p$ である.
もし,最大公約数が $p$ ならば, $a$ は $p$ で割り切れる.
もし,最大公約数が $1$ ならば,互いに素な数の性質より, $b$ が $p$ で割り切れる.
よって, $a,b$ のうち、少なくとも1つは $p$ で割り切れる.