多項式の約数と倍数について
多項式の約数と倍数について
多項式$f(x)$が多項式$g(x)$で割り切れるとき,すなわち
\begin{align} f(x)=g(x)Q(x) \end{align}となる多項式$Q(x)$が存在するとき
$f(x)$は$g(x)$の倍数(multiple),$g(x)$は$f(x)$の約数(divisor)
という
たとえば,$x^2 − 4x + 3 = (x − 1)(x − 3)$であるから,$x^2 − 4x + 3$は$x – 1$の倍数であり,$x – 1$は$x^2 − 4x + 3$の約数である