“着目しないもの”に着目する

白丸と黒丸

白丸と黒丸

図の中にある白丸(○)の個数を数えるには、実際に白丸の個数を数えるのではなく、丸が横に12個、縦に10個、計120個並んでいるのを確認し、そこから黒丸(●)の個数を引くのが よい。つまり \begin{align} &(白丸の個数)=12\times10-8=112\\ &\quad\therefore~112個 \end{align} と数えるのがよい。

このように、着目しないもの(●)の個数を全体の個数から引くことによって、着目するもの(○)の個数を数えることができ、集合では次のようにまとめられる。