余事象
事象 $A$ に対して,“ $A$ が起こらない”という事象を $A$ の余事象(complementary event)といい, $\overline{A}$ で表す.余事象 $\overline{A}$ は,事象 $A$ を表す集合 $A$ の補集合 $\overline{A}$ で表される.
余事象 $\overline{A}$ のさらに余事象は,“ $A$ が起こる”という事象 $A$ にもどる.
事象 $A$ と $\overline{A}$ は互いに排反で,それらの和事象 $\mathit{A}\cup\overline{A}$ は標本空間 $U$ である.