指数が自然数の場合
無題
指数が自然数の場合
ここでは,$a$を定数とし,$f(x) = a^x$で表される関数について考えていく. 以下では,例として$a = 2$の場合,つまり$y = 2^x$のグラフについてみていく.
指数の拡張でみてきたように,指数$x$が自然数の場合, 整数の場合,有理数の場合と段階を追って確認していくことにする.
まず,$x$が自然数の場合には,関数$y = 2^x$の値は表のようにまとめることができる.
$ \ x \ $ | $ \ \boldsymbol{1} \ $ | $ \ \boldsymbol{2} \ $ | $ \ \boldsymbol{3} \ $ | $ \ \boldsymbol{4} \ $ | $ \ \cdots \ $ |
$y$ | $\boldsymbol{2}$ | $\boldsymbol{4}$ | $\boldsymbol{8}$ | $\boldsymbol{16}$ | $\cdots$ |
これらの値の組$(x,~y)$を座標とする点を,座標平面上にとっていくと,図のようになる. ただし,$x\geqq4$のときは$y$の値が大きいので,グラフには入りきっていない.