自然数の図示

自然数の様子を図で見えるようにするため、以下のようなことを考えよう。

(注)

まず、向きのある直線(下図では右向き)上に原点 $\text{O}$ をとり、適当な長さをもった線分を、原点 $\text{O}$ からすきまが無いように直線の向きと同じ側に次々と並べる。そして、線分のつなぎ目に自然数を対応させていく。

自然数の数直線の図

自然数の数直線の図

このようにすると、線分のつなぎ目の点として自然数を表現できる。

この自然数の図示によって生まれた、上図のような数を表す直線のことを数直線 (number line) という。数直線上のある点 $\text{X}$ について「点 $\text{X}$ に対応する数が $a$ であること」を、$\text{X}(a)$ と書く。たとえば、下図では点 $\text{X}$ に対応する数が $3$ であるので、$\text{X}(3)$ である。

例のある自然数の数直線の図

例のある自然数の数直線の図