$y=ax+b$ のグラフ
次に、一般の1次関数 $y=ax+b$ のグラフについて考えてみよう。
2つの1次関数のグラフ
例として2つの1次関数 \begin{align} &y=\dfrac{1}{2}x\\ &y=\dfrac{1}{2}x+1 \end{align} の関係を考えてみよう。
2つの1次関数の関係の図
上の表から、$y=\dfrac{1}{2}x+1$ のグラフは、$y=\dfrac{1}{2}x$ のグラフを $y$ 軸方向に $1$ だけ平行移動した直線であるとわかる。
また、原点より $y$ 軸方向に $1$ 大きい点 $(0,~1)$ を通ることがわかる。
$y=ax+b$ のグラフ
$y=ax+b$ のグラフは、$y=ax$ のグラフを
「y軸方向にbだけ平行移動」
した直線である。このときの $b$ の値を$\boldsymbol{y}$切片 (y-intercept) という。