有理数の図示

$\dfrac{1}{2}$ を数直線上で表すには、下図のように $0$ と $1$ をつなぐ線分の2等分点をとり、その点に$\dfrac{1}{2}$ を対応させればよい。また、 $\dfrac{5}{2}$ ならば $\dfrac{1}{2}\times5$ と考えて、$0$ と$\dfrac{1}{2}$ をつなぐ線分を5つつないで得られる線分の右端の点を対応させればよい。

有理数の数直線の図

有理数の数直線の図
(注)

一般に、$\dfrac{a}{b}$ を数直線上で表すには、まず $0$ と $1$ をつなぐ線分の $b$ 等分点をとり、そのうち原点に一番近い点に $\dfrac{1}{b}$ を対応させる。そして、$0$ と $\dfrac{1}{b}$ をつなぐ線分を $a$ 個つないで得られる線分の端の点を、$\dfrac{1}{b}{\times}a$ に対応させればよい。