組合せの練習問題(全11問・解答つき)

数学A「組合せ」(場合の数)の練習問題を11問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

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問題1組合せの計算練習

次の値を求めよ。

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問題2組合せ〜その1〜

男子が5人、女子が5人いる中で、4人を選ぶ場合の数について以下の問に答えよ。

  1. 男女関係無く選ぶときの場合の数は何通りか。
  2. 男子から2人、女子から2人選ぶときの場合の数は何通りか。
  3. 男子から3人、女子から1人選ぶときの場合の数は何通りか。
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  1. 通り

  2. 男子2人の組合せそれぞれに対して、女子2人の組合せが決められるので

    通り

  3. 男子3人の組合せそれぞれに対して、女子1人の組合せが決められるので

    通り

問題3組合せ〜その2〜

  1. 図のように、横に4本、縦に7本の直行する平行線が引かれている。 この中に長方形はいくつあるか求めよ。
  2. 正十角形の対角線の本数を求めよ。
横に4本、縦に7本の平行線が互いに直交して交わり、縦に3個、横に6個並んだ合計18個の小長方形からなる格子が描かれている。
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  1. 横4本の平行線のうちから2本、縦7本の平行線のうちから2本をそれぞれ選べば、1個の長方形が定まる。

    よって

  2. 10個の頂点のうち2個を選べば、1本の対角線または辺が定まる。辺の数は10本であるから、これを除いて

問題4組み分け

10人を次のように分ける方法は何通りあるか。

  1. 7人、3人に分ける。
  2. 5人、5人に分ける。
  3. 4人、3人、3人に分ける。
  4. 2人、2人、2人、2人、2人に分ける。
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  1. 10人から3人を選びグループとし、残った7人をもうひとつのグループにすればよい。よって

    通り

  2. 10人から5人を選びグループとし、残った5人をもうひとつのグループにすればよい。

    しかし、10人を とすると、例えばはじめに の5人を 選んだ場合と、はじめに を選んだ場合では、どちらも

    という2つのグループに分かれるという点では同じである。つまり、これらは2つで1通りと数えなければならない。

    他の選び方でも同様のことがいえるので、2で割ることにより重複の分を修正して

  3. 最初に4人選びグループとし、残った6人から3,3人のグループをつくればよい。 ただし、3人のグループが2つあるので、2. と同じように重複した分は修正する必要がある。

    ∴2100通り

  4. 2人ずつ選んでいって、重複を修正すると

    ∴945通り

問題5同じものを含む順列

  1. の7つの数字を一列に並び替えるとき、何通りの並べ方があるか。
  2. SUUGAKUAを並び替えるとき、何通りの並べ方があるか。
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  1. 1を3つ、2を2つ、3を2つ含むから

    ∴210通り

    《別解》

    通り

  2. Uを3つ、Aを2つ、S、G、Kをそれぞれ1つ含むから

    ∴3360通り

    《別解》

問題6最短経路

図のように、東西に走る道路と南北に走る道路があるとする。南西の角にあるA地点から、北東の角にあるB地点に至る

最短経路について以下の問に答えよ。

  1. 最短経路は全部で何通りあるか求めよ。
  2. C地点を通る最短経路は何通りあるか。また、D地点を通る最短経路は何通りあるか、それぞれ求めよ。
  3. C地点またはD地点を通る最短経路は何通りあるか求めよ。
東西に6区画、南北に5区画の格子状の道があり、南西の角に点A、北東の角に点Bがある。途中の格子点のうち、点CはAから東へ2区画・北へ2区画進んだ位置、点DはAから東へ3区画・北へ4区画進んだ位置にある。
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北に1区画進むことを↑、東に1区画進むことを→で表すと、例えば図のように進む場合には

東西6区画、南北5区画の格子状の道で、左下の点Aから右上の点Bへの経路が太線で示されている。北へ1区画、東へ3区画、北へ2区画、東へ1区画、北へ2区画、東へ2区画進む経路である。

と表すことができる。

  1. 北に1区画進むことを 、東に1区画進むことを で表すと、A地点からB地点への最短経路は、5個の と6個の ( ) を一列に並べる順列の総数に等しい。

    よって、求める最短経路の数は

    通り

    となる。

    1. (C地点を通る最短経路)

      まず、A地点からC地点までの最短経路の数は

      通り

      であり、この6通りそれぞれに対し、C地点からB地点までの最短経路

      通り

      が決まるから、積の法則より

      通り

    2. (D地点を通る最短経路)

      同様にして

      通り

  2. 集合C,Dをそれぞれ

    :C地点を通る最短経路

    :D地点を通る最短経路

    とおくと、 、つまりC、D両地点を通る最短経路の数は

    であるから、 、つまり求める最短経路の数は

    ∴278通り

問題7展開された式の係数

次の展開式において、 内で指定された項の係数を求めよ。

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  1. を展開したとき、 を含む項は

    となる。よって、 の係数は

  2. を展開したとき、 を含む項は

    となる。よって、 の係数は

  3. の展開において、 としたものが である。 を計算すると の項ができるので、このときの係数を求める。

    よって、求める係数は である。

  4. の展開において、 としたものが である。 を計算すると定数項ができるので、このときの係数を求める。

    よって、求める係数は である。

問題82項定理の応用

次の展開式において、 内で指定された項の係数を求めよ。

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  1. として考える。

    これを展開したとき、 の項は

    として計算される。

    さらに を展開したとき、 の項は

    として計算される。

    よって、 を展開したときの の係数は

  2. として考える。 これを展開したとき、 の項は

    として計算される。

    さらに を展開したとき、 の項は

    として計算される。

    よって、 を展開したときの の係数は

問題92項係数の和

2項定理を用いて次の等式を証明せよ。

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2項定理

において

  1. とおくと

    となり、確かに成立する。

  2. とおくと

    となり、確かに成立する。

  3. とおくと

    となり、確かに成立する。

問題10パスカルの三角形

パスカルの三角形を利用して、次の展開式を求めよ。

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  1. パスカルの三角形を の場合まで書くと、図のようになるので

    パスカルの三角形をn=6の段まで書いたもの。上から1 1、1 2 1、1 3 3 1、1 4 6 4 1、1 5 10 10 5 1、1 6 15 20 15 6 1と並び、上の段の隣り合う2数を足すと下の段の数になることが破線で結んで示されている。

  2. パスカルの三角形を の場合まで書くと、図のようになるので

    パスカルの三角形をn=5の段まで書いたもの。上から1 1、1 2 1、1 3 3 1、1 4 6 4 1、1 5 10 10 5 1と並び、上の段の隣り合う2数を足すと下の段の数になることが破線で結んで示されている。

覚えておきたい事項(1問)

暗記1 の性質の証明

上の の性質 の 1. ~ 3. が成り立つことを、

  1. 計算式を用いた方法
  2. 組合せの意味を考えた説明

でそれぞれ証明せよ。

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    1. ~計算式を用いた方法~

    2. ~組合せの意味を考えた説明~

      異なる 個の中から 個選ぶ 通りそれぞれは、 個のものから選ばずに残す 個のものを選ぶ 通りと 一対一に対応する。つまり、 個選ぶとは、選ばない を「選ぶ」ことと等しい。 よって

      が成り立つ。

    1. ~計算式を用いた方法~

    2. ~組合せの意味を考えた説明~

      異なるn個のものの中からr個選ぶ方法は、次の2つの場合に分けることができる。

      1. ある特定の1個を含まないで 個選ぶ

      2. ある特定の1個を含んで 個選ぶ

      この2つは同時に起こることはないので

      が成り立つ。

    1. ~計算式を用いた方法~

    2. ~組合せの意味を考えた説明~

      人の中から 人の班をつくり班長を決める場合の数について考える。 人の中から班員 人選び、その 人の中からリーダーを1人決める方法には 通りある。 また別の方法として、 人の中から先にリーダーを決めておき、残りの班員 人を選ぶ方法には 通りある。 よって

      が成り立つ。