加法定理と排反事象の練習問題(全4問・解答つき)

数学A「加法定理と排反事象」(確率)の練習問題を4問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

印刷すると、開いている解答だけが一緒に刷られます

問題1加法定理

2個のさいころ を同時に投げるとする. さいころ で3の目が出るか,またはさいころ で3の目が出る確率を求めよ.

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:「 のさいころで3の目が出る」

:「 のさいころで3の目が出る」

とすると,求める確率は である.

いま,

である.

また,2つのさいころの目の出方は 通りあり, このうちともに3の目となるのは1通りであるから,

となる.

以上より

加法定理

問題2排反事象~その1~

ジョーカーを含まない52枚のトランプの中から1枚のカードを引く.

事象

のカードを引く のカードを引く

: 3のカードを引く : 10以上のカードを引く

とする.次のうち,排反事象となるものをすべて選べ.

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  1. であり, であるトランプ存在しない,つまり同時に起こりえないので, は排反である.
  2. であり,3であるカードは存在する( の3),つまり同時に起こりえるので, は排反ではない.
  3. 3であり,10以上であるカードは存在しない,つまり同時に起こりえないので, は排反である.
  4. 10以上であり, であるカードは存在する(例えば の11),つまり同時に起こりえるので, は排反ではない.

以上より,排反事象となるのは1. と3. である.

問題3排反事象~その2~

10本のくじの中に当りくじが3本ある.この中から4本のくじを同時に引くとき, 少なくとも2本の当りくじを引く確率を求めよ.

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少なくとも2本の当りくじを引くのは,2本の当りくじを引く場合と,3本の当りくじを引く場合があり,

これらは排反な事象である.

まず,10本のくじの中から4本のくじを引く組合せの 通りは,どれも同様に確からしい.

このうち,2本の当りくじと2本のはずれくじを引く場合は

通り

あり,3本の当りくじと1本のはずれくじを引く場合は

通り

ある.

よって,求める確率は

問題4余事象

3つのさいころを同時に振るとき,少なくとも1つのさいころで3の倍数の目が出る確率を求めよ.

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事象

:「3つのさいころで3の倍数の目が出ない」

とおくと,求める確率は である.

3つのさいころの目の重複順列 通りは,どれも同様に確からしい.

このうち,3の倍数の目がまったく出ないのは(3の倍数でない目が1,2,4,5と4つあるので)

通り

よって,3の倍数の目が出ない確率

求める確率は なので

となる.