数学I 第2章 関数と方程式・不等式 — 1次方程式と1次関数
ここでは、1次方程式 ax+b=0と1次関数 y=ax+bのグラフとの間の関係について考えていこう。また、3つの文字の連立1次方程式についても学ぶ。
1次方程式の解法
1次方程式の解法
§
定義11次方程式の定義とその解
a≠0、b を定数として
ax+b=0
という形で表される方程式を、x についての1次方程式 (linear equation) という。
1次方程式の解は x=-b/a である。
実際、b を移項すると ax=-b となり、 a≠0 であるから両辺を a で割って x=-b/a が得られる。
「1次」という言葉のつかない、単なる方程式 ax+b=0 の解は、 a=0 の場合も考えるため、次のようになる。
§
定理2方程式 ax+b=0の解
方程式 ax+b=0 の解は
a≠0 のときは、1次方程式なので x=-b/a
a=0 のときは、方程式 0・x=-b を考え
b=0 のとき
方程式は 0・x=0 となり解はすべての実数
b≠0 のとき
方程式は 0・x=-b となり解は存在しない
1次方程式と1次関数の関係
1次方程式と1次関数の関係
1次関数 y=(3/2)x-2 において、このグラフと x 軸との共有点を考える。
共有点の y 座標は 0 であるから、共有点の x 座標は
(3/2)x-2=0
という1次方程式の解として求めることができる。
この方程式の解は、次のような式変形を行い
(3/2)x-2=0 ⇔ (3/2)x=2 ⇔ x=4/3
と求めることができる。
つまり、 y=(3/2)x-2 のグラフと x 軸との共有点の x 座標は 4/3 である。
以上のことは、次のようにまとめられる。
§
定理31次関数のグラフと x 軸との共有点
1次関数
y= ax+b
のグラフと x 軸との共有点の x 座標は、1次方程式
ax+b=0
の解である。
暗記11次方程式と1次関数の関係
次の文章の四角の中に適当な数字を入れよ。
1次関数 y=-(1/2)x-1 において、このグラフと x 軸との共有点を考える。共有点の y 座標は [A] であるから、共有点の x 座標は
-(1/2)x-1=[A]
という1次方程式の解として求めることができる。
この方程式の解は、x について解くことにより
-(1/2)x-1=[A] ⇔ -(1/2)x=[B] ⇔ x=[C]
と求めることができる。
つまり、 y=-(1/2)x-1 のグラフと x 軸との共有点の x 座標は [C] である。
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最終更新: 2026-08-12
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