1次不等式と1次関数の練習問題(全10問・解答つき)

数学I「1次不等式と1次関数」(関数と方程式・不等式)の練習問題を10問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

印刷すると、開いている解答だけが一緒に刷られます

問題1不等式で表す

次の文章を、不等式を使って表せ。

  1. の和は、 倍より小さい。
  2. 倍から 引いた数は、 倍以上である。
解答を見る
  1. は、 より小さい。

    より小さい」は

  2. は、 以上である。

    以上」は

問題2不等式の性質

のとき、次のそれぞれ大小関係を、不等号を使って表せ。

解答を見る
  1. 負の数で割ると不等号の向きは逆になる

問題3連立不等式

解答を見る
  1. まず、 を解く。 次に、 を解く。

    数直線上に、-14/3より大きい範囲①と-10/7以下の範囲②が表され、その共通部分である-14/3より大きく-10/7以下の範囲に斜線が引かれている。

    以上の を共通して満たす

  2. まず、 を解く。 次に、 を解く。

    数直線上に、点 -10/7 を含む左側の範囲④と、点 2 を含む右側の範囲③がそれぞれ示されており、2つの範囲が重なる共通部分は存在しない。

    以上の を共通して満たす は、存在しないので、答えは解なし

    条件を満たす の値がない場合はこのように答える

問題41次不等式の応用

  1. 地点から 離れた 地点まで歩いた。はじめは急ぎ足で毎時 、途中から疲れたので毎時 の速さで歩いた。所要時間が 時間以内のとき、急ぎ足で何 以上歩いたか求めよ。
  2. の食塩水と の食塩水がある。 の食塩水 の食塩水を何 か混ぜて、 以上の食塩水を作りたい。 の食塩水を何 以上混ぜればよいか求めよ。
解答を見る
  1. 急ぎ足で歩いた距離を として、 について解けばよい。

    地点Aから地点Bまでの線分が2つの区間に分けられている。A側の区間は速さ毎時5km、道のりx kmであり、B側の区間は速さ毎時3km、道のり(15-x) kmと示されている。

    疲れて歩いた距離は となり、歩くのにかかる時間はそれぞれ、 時間、 時間となる。

    全体の所要時間は 時間以内であるから を満たす を求めればよい。

    負の数を掛ける・割るときは逆符号

    よって、急ぎ足ではkm以上歩いた。

  2. の食塩水を 混ぜるとして、 について解けばよい。

    食塩水の量(g) 食塩の量(g)

    の食塩水 の中には の食塩が溶けている。また、混ぜる の食塩水 の中には、 の食塩が溶けている。

    これらを混ぜて、濃度が 以上になるから を満たす を求めればよい。 よって、 の食塩水は 以上混ぜればよい。

問題51次不等式をグラフを使って解く

次の1次不等式をグラフを使って解け。

解答を見る
  1. x軸上の点13に白丸がある直線 y=x/3-13/3 が描かれており、xが13より小さい範囲で、x軸より下側にある直線までの領域が着色されている。

    右図より、 となるのは のとき。よって、1次不等式 の解は となる。

  2. xy平面上に右下がりの直線 y=-2x-8 が描かれ、x軸との交点 -4 に黒丸がついている。xが -4 以上の範囲でx軸が太線で強調され、yが0以下となる直線の領域が灰色に塗られている。

    右図より、 となるのは のとき、よって1次不等式 の解は となる。

  3. xy平面上に直線 y=2/3 x - 8/3 が描かれており、x軸上の点4には白丸がある。xが4より大きい範囲で、直線とx軸の間のx軸より上の領域が塗られている。

    右図より、 となるのは のとき、よって1次不等式 の解は となる。

  4. x軸との交点が 2/7 である直線 y=-7x+2 が描かれている。交点より左側の x 軸上の部分が太線で強調され、y が 0 以上となる直線の左上側の領域が灰色で塗られている。

    右図より、 となるのは のとき、よって1次不等式 の解は となる。

問題6絶対値を含む1次方程式・1次不等式

解答を見る
  1. なので、 より、 である。

    のときは のときは

  2. なので、 より

  3. なので

  4. なので、 より

問題7絶対値を含む1次関数

次の式で与えられた関数のグラフを描け。

解答を見る
  1. 座標平面上に関数 y=2x+|x-1| のグラフがある。x<1 ではy切片1、x切片-1を通り、点(1, 2)で折れ曲がってx≧1 では傾きが急になり、それぞれの延長部分は破線で表されている。
    1. 、つまり のとき
    2. 、つまり のとき

    i、iiより、グラフは右図のようになる。

  2. x軸上の点(4, 0)で折れ曲がる関数 y=|x-4| のV字型のグラフがある。y軸上の点(0, 4)と点(8, 4)を通り、x軸より下には折り返す前の直線が点(0, -4)などを通る破線で描かれている。
    1. 、つまり のとき
    2. 、つまり のとき

    i、iiより、グラフは右図のようになる。

問題8絶対値を含む1次方程式

次の方程式を解け。

解答を見る
    1. 、つまり のとき これは、 に適している。
    2. 、つまり のとき これは、 に適さない。

    iまたはiiを満たすものが解となり、 である。

    1. 、つまり のとき これは、 に適している。
    2. 、つまり のとき これは、 に適している。

    iまたはiiを満たすものが解となり、 である。

    1. 、つまり のとき これは、 に適さない。
    2. 、つまり のとき これは、 に適さない。

    i、iiのどちらにも満たす解がないので、解なしが答えとなる。

    実際、 のグラフを両方書いてみると、交点をもたない。

問題9絶対値を含む1次不等式

解答を見る
    1. 数直線上に、-6の黒丸から右側に伸びる範囲と、3の白丸から左側に伸びる範囲が表されている。それらが重なる-6以上3未満の部分には、斜線が引かれている。

      、つまり のとき これと、 を合わせて、

    2. 数直線上の -6 と -3/2 の位置に白丸があり、それぞれから左へ伸びる範囲が示されている。x<-6 の範囲には斜線が引かれており、x<-3/2 の範囲を表す線がその上方に描かれている。

      、つまり のとき これと、 を合わせて、

    iまたはiiを満たすものが解となり、 である。

    1. 数直線上に1/2以上の範囲と3以下の範囲を示す線が描かれ、その重なる1/2以上3以下の部分に斜線が引かれている。1/2と3の点はともに黒丸である。

      、つまり のとき これと、 を合わせて、

    2. 、つまり

      数直線上に、-1/3以上の黒丸から右に伸びる範囲と、1/2未満の白丸から左に伸びる範囲が示されている。その共通部分にあたる-1/3以上1/2未満の範囲に斜線が引かれている。

      のとき これと、 を合わせて、

    iまたはiiを満たすものが解となり、 である。

覚えておきたい事項(1問)

暗記1不等式の移項の仕組み

解答を見る