条件の結合の練習問題(全3問・解答つき)

数学I「条件の結合」(論理と集合)の練習問題を3問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

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問題1条件の否定

は実数とする。次の条件の否定を答えよ。

  1. は無理数である
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  1. 「 は である」の否定は「 は ではない」、よって

  2. 「 は 以上である」の否定は「 は 以上ではない」、つまり「 は より小さい」、よって

  3. 「 と を足したものは より大きい」の否定は「 と を足したものは より大きくはない」、つまり「 と を足したものは 以下である」、よって

  4. 「 は無理数である」の否定は「 は無理数ではない」、つまり

    「 は有理数である」

問題2必要条件と十分条件

次の四角の中に

  • (ア) 必要条件であるが十分条件ではない
  • (イ) 十分条件であるが必要条件ではない
  • (ウ) 必要十分条件である
  • (エ) 必要条件でも十分条件でもない

のうち、適当なものを選んで入れよ。

  1. は であるための、
  2. は であるための、
  3. は であるための、
  4. は であるための、
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  1. これより

    全体集合Uの中に集合Pを表す円があり、その内部に集合Qを表す円が含まれている。集合Qの中にx=2があり、Pの中かつQの外側にx=0がある。
    • は偽 (反例 )
    • は真

    となるので、 には(ア)が入る。

  2. 積 が 以下になるのは、 の符号が異なるときか、少なくとも一方が のときだから これより

    全体集合 U の枠内に集合 Q の円があり、その中に集合 P の円が含まれている。Q の内部かつ P の外部に点があり、x=-1 かつ y=1 と添えられている。
    • は真
    • は偽 (反例 かつ など)

    となるので、 には(イ)が入る。

  3. に関して、まず このうち、さらに を満たす は かつ である。これより

    全体集合Uを表す長方形の中に、1つの円が描かれている。長方形の上辺に記号Uが、円の上部にP=Qと記されており、集合Pと集合Qが等しいことを示している。
    • は真
    • は真

    つまり、 であるから、 には(ウ)が入る。

  4. 全体集合 U の中に、一部が重なる2つの集合 P, Q が描かれている。P のみに属する部分に x=1、Q のみに属する部分に x=-1 の点がそれぞれ配置されている。
    • は偽 (反例 )
    • は偽 (反例 など)

    となるので、 には(エ)が入る。

問題3「すべて」と「ある」の否定

次の命題の否定を作れ。また、もとの命題と否定した命題のどちらが真か答えよ。ただし、 は実数、 は整数とする。

  1. すべての について、 である。
  2. ある について、 である。
  3. すべての について、 が偶数ならば は の倍数である。
  4. すべての について、 ならば である。
  5. ある について、 である。
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  1. 否定は「ある について、 である」。実数の2乗は 以上なので、もとの命題が真。

  2. 否定は「すべての について、 である」。実数の2乗が負になることはないので、否定した命題が真。

  3. 否定は「ある について、 は偶数であるが は の倍数でない」。 が偶数のとき ( は整数)とおけ、 は の倍数となるので、もとの命題が真。

  4. 否定は「ある について、 であるが である」。 がこれを満たすので、否定した命題が真。

  5. 否定は「すべての について、 である」。 となる整数 は存在しないので、否定した命題が真。