直線の方程式の練習問題(全10問・解答つき)
数学II「直線の方程式」(図形と方程式)の練習問題を10問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。
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問題1直線の方程式-その1-
次の直線の方程式を求めよ.
- (3, 1)を通り,傾きが − 3
- ( − 3, − 1)を通り,傾きが-1/2
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- y-1=-3(x-3)
⇔ y=-3x+10
- y-(-1)=-1/2{x-(-3)}
⇔ y=-1/2x-5/2
問題2直線の方程式-その2-
次の2点を通る直線の方程式を求めよ.
- (1, 2), (3, 4)
- (2, 1), ( − 1, − 3)
- (5, 3), ( − 4, 3)
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- y-2=(4-2)/(3-1)(x-1) ⇔ y=x+1
- y-1=(-3-1)/(-1-2)(x-2)
⇔ y=43x-53
- y-3=0 ⇔ y=3
問題3直線の集まりとして式をみる-その1-
- 直線 y = 2x + k(k はすべての実数)はどのような直線の集まりか.
- 直線 y = kx – 3(k はすべての実数)はどのような直線の集まりか.
- 直線 y − 3 = k(x + 2)(k はすべての実数)はどのような直線の集まりか.
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傾きが2である直線の集まり
になる. 切片の場所は分からないが,傾きは必ず2である.
(0, − 3)を通りy軸に平行でない直線の集まり
になる. y の係数は0でないため.
( − 2, 3)通りy軸に平行でない直線の集まり
になる 「直線 x = 3以外の, ( − 2, 3)を通る直線の集まり」でもよい
問題4直線の集まりとして式をみる-その2-
kを実数とする.直線 l :kx + x + y + 3k = 0について,以下の問いに答えなさい.
- kの値に関わらずlが通る点Aの座標を求めよ.
- kが任意の値を取るとき,直線l はどのような直線の集まりになるか.
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k についての降べきの順にまとめると
kx+x+y+3k=0
⇔ k(x+3)+x+y=0
k の値に関わらずこの等式が成り立つには, (x, y)が連立方程式
x+3=0 x+y=0 を満たせばよい.これを解いて, (x, y) = ( − 3, 3) であるので,
A( − 3, 3)
問題5与えられた点を通り与えられた直線に直交する直線の方程式
- ( − 1, 2)を通り直線 y = 3に直交する直線を図示し,方程式を求めよ.
- (3, 2)を通り直線 y = 3x – 4に直交する直線の方程式を求めよ.
- (1, − 2)を通り直線 x − 2y + 3 = 0に直交する直線の方程式を求めよ.
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図のようになるので,求める方程式は
x=-1
傾き3の直線に直交するのは傾き-1/3の直線なので
y-2=-1/3(x-3) 1点と傾きが与えられた直線の方程式
直線 x − 2y + 3 = 0は y=1/2 x +3/2と変形でき,傾きは1/2. これと直交する直線の傾きは− 2なので
y-(-2)=-2(x1) ⇔ y=-2x
問題6点と直線の距離-その1-
それぞれ与えられた直線l と一点Aについて,直線l と点Aの距離を求めなさい.
- l :2x − y + 4 = 0,A(2, − 1)
- l :3x − 4y − 2 = 0,A(0, 0)
- l :3x − 4y − 2 = 0,A( − 4, − 4)
- l : − 3x + 2y + 1 = 0,A(2, 2)
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- vmatrix2・ 2 - (-1) +4vmatrix√(2² + (-1)²)=vmatrix9vmatrix√5 =9√5/5
- vmatrix3・ 0 - 4 ・ 0 -2vmatrix√(3² + (-4)²)=vmatrix-2vmatrix√25 =25
- vmatrix3・ (-4) - 4 ・ (-4) -2vmatrix√(3² + (-4)²)=vmatrix2vmatrix√25 =25
- vmatrix-3・ 2 + 2 ・ 2 +1vmatrix√((-3)² + 2²)=vmatrix-1vmatrix√13 =√13/13
問題7点と直線の距離-その2-
- 直線 l :3x − 4y − k = 0とA(2, 1)の距離が3であるとき,kの値を求めよ.
- 直線 l :2kx + y − 2 = 0とA(2, 1)の距離が1であるとき,kの値を求めよ.
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直線l とAの距離はvmatrix3・ 2 -4 ・ 1 -kvmatrix√(3²+4²)であるので 点と直線の距離
vmatrix3・ 2 -4 ・ 1 -kvmatrix√(3²+4²)=3 ⇔ vmatrix2-kvmatrix5=3 ⇔ vmatrix2-kvmatrix=15
2-k=± 15を解いて, k=17,-13を得る. 2 − k = 15のときは k = − 13,2 − k = − 15のときは k = 17
直線l とAの距離はvmatrix(2k)・ 2 + 1 -2vmatrix√((2k)²+1²)であるので
vmatrix(2k)・ 2 + 1 -2vmatrix√((2k)²+1²)=1 ⇔ vmatrix4k-1vmatrix√(4k² +1)=1 ⇔ vmatrix4k-1vmatrix=√(4k²+1)
両辺とも正なので,両辺2乗して
vmatrix4k-1vmatrix² =(4k-1)²,
vmatrix4k-1vmatrix=4k-1のときも, vmatrix4k-1vmatrix=-(4k-1)のときも, 2乗すれば (4k-1)²になる.
⇔ (4k-1)²=4k² +1 ⇔ 12k² -8k=0 ∴k=0, 23
問題8三角形の面積-その1-
原点をOとし,A(a1, a2),B(b1, b2)とする.ただし, a1≠ b1とする.
- 原点から直線ABへ引いた垂線の長さhを求めよ.
- 線分ABの長さを求め,△OABの面積を求めよ.
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原点Oと直線ABの間の距離がhと一致する.
直線ABは,Aを通り傾き(b2-a2)/(b1-a1)の直線であるので,その方程式は
y-a2 =(b2-a2)/(b1-a1)(x-a1) ⇔ (b1-a1)y - (b1 -a1)a2 =(b2-a2)x - (b2 -a2)a1 ⇔ -(b2 -a2)x +(b1-a1)y -a2b1 + a1b2=0
と表される.よって,求める垂線の長さhは次のようになる.
h=1/√({-(b2 -a2)}²+(b1-a1)²) × |-(b2 -a2) × 0 +(b1-a1)× 0 . . -a2b1 + a1b2|
点と直線の距離
=vmatrixa1b2 -a2b1vmatrix√((b1-a1)²+ (b2 -a2)²)
AB=√((b1-a1)²+ (b2 -a2)²)
, △OAB=12 ・ AB ・ hより 2点間の距離
△OAB =1/2√((b1-a1)²+ (b2 -a2)²) ・vmatrixa1b2 -a2b1vmatrix√((b1-a1)²+ (b2 -a2)²) =12vmatrixa1b2 -a2b1vmatrix
上の結果は, a1 = b1のときにも成り立ち,次のようにまとめられる.
問題9三角形の面積-その2-
- O(0, 0),A(2, 1),B( − 3, 2)のとき,△OABの面積を求めよ.
- M(1, 2),A(3, 4),B(4, − 3)とする. Mが原点Oと一致するよう△MABを平行移動したとき, A,Bの座標はA',B'に移動したとする. A',B'の座標を求め,△OA'B'の面積を求めよ. また,△MABの面積はいくらか.
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△OAB=1/2vmatrix2 ・ 2 -1・ (-3)vmatrix
=1/2vmatrix7vmatrix=7/2
三角形の面積
x 軸方向に− 1,y 軸方向に − 2平行移動するので
A(3, 4) → A'(2, 2)
B(4,-3) → B'(3,-5)
よって,
△OA'B'=1/2vmatrix2・(-5) - 2・ 3vmatrix
=1/2 vmatrix-16vmatrix=8
また, △MABを平行移動して△OA'B'になったので, △MAB=△OA'B'=8. 三角形の面積
覚えておきたい事項(1問)
暗記1直線に対して対称な点
- 直線 l :x − 2y + 3 = 0に対し, A(1, − 2)と対称な点Pを求めなさい.
- 直線 m :x = − 2に対し, A(1, − 2)と対称な点Qを求めなさい.
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右欄外のような図を描き,P(s, t)とおく.線分APの中点((s+1)/2,(t-2)/2)は 座標平面上の内分点
直線l上にあるので
(s+1)/2 - 2・(t-2)/2 +3=0 ⇔ (s+1)-2(t-2)+6=0 ⇔ s=2t-11
1
lの方程式は y=1/2 x +3/2と変形できるので, l の傾きは1/2である. 直線APの傾きは(t-(-2))/(s-1)であり,l とAPは直交するので 直線の平行と垂直
12 ・ (t-(-2))/(s-1)=-1 ⇔ t+2=-2(s-1) ⇔ t=-2s
2
にを代入して s=2(-2s)-11 ⇔ s=-11/5 これをに代入して t=22/5,よって P (-11/5, 22/5)
図を描いて,AとQはy 座標が等しいと分かる.Aと直線mの距離は3であるから,線分AQの長さは6であるので,
Q( − 5, − 2)
である.
△Q(s, − 2)とおき,AQの x座標(s+1)/2は− 2なので
(s+1)/2=-2 ⇔ s=-5
と求めてもよい.