三角関数についての練習問題(全9問・解答つき)

数学II「三角関数について」(三角関数)の練習問題を9問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

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問題1任意の角に対する三角関数の値

以下の角度に対する、正弦、余弦、正接の値をそれぞれ求めよ。

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  1. なので

    単位円の始線OXから反時計回りに5/3π回った第4象限のy軸寄りに点Pがある。Pからy軸に下ろした垂線と動径OPが作る直角三角形が灰色に塗られ、OPの長さは1と示されている。
  2. なので

    単位円の始線OXから反時計回りに7/6π回った第3象限に点Pがある。Pからx軸に下ろした垂線と動径OPが作る直角三角形が灰色に塗られ、OPの長さは1と示されている。
  3. より、の三角関数に等しい。1.より

    単位円の始線OXから反時計回りに3周と5/3π、合わせて23/3π回る様子が渦巻き状の矢印で描かれている。行き着いた点Pは第4象限にあり、5/3πのときと同じ位置。
  4. より、の三角関数に等しい。よって

    単位円の始線OXから時計回りに1周と7/4π、合わせて15/4π回る様子が渦巻き状の矢印で描かれている。行き着いた点Pは第1象限の45度の方向にあり、動径OPの長さは1。

問題2三角関数を含む方程式

  1. のとき、 を満たすを求めよ。
  2. のとき、 を満たすを求めよ。
  3. を任意の実数とする。 を満たすを求めよ。
  4. のとき、 を満たすを求めよ。
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(動点の座標の値) であればよいので、求めるは、図のに等しい。

  1. の範囲では

    となる。つまり、

  2. の範囲では

    となる。つまり、

  3. は任意なので、を整数として

    となる。つまり、

  4. の範囲では

    となる。つまり、

原点Oを中心とする単位円と直線y=-1/2の交点を第3象限のP、第4象限のP'とし、始線OXから動径OP、OP'まで時計回りに回転した負の角が矢印で表されている。

問題3三角関数を含む不等式

  1. のとき、 を満たすの範囲を求めよ。
  2. のとき、 を満たすの範囲を求めよ。
  3. を任意の実数とする。 を満たすの範囲を求めよ。
  4. のとき、 を満たすの範囲を求めよ。
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(動点の座標の値)であればよい。

そのためには、動点が図の太線部分にあればよい。

  1. の範囲では、

  2. の範囲では、 1.の答えに加えて

    も満たすので、

  3. は任意なので、

    (は整数)

    が求める答えとなる。

  4. の範囲では

    となる。つまり、

単位円と直線 x=1/2 があり、直線より左側の領域と、対応する円弧が太線で示されている。直線と円の交点のうち、第1象限の点Pにおける動径OPとx軸正の向きとのなす角は 1/3 π である。

問題4範囲をもつ変数の置き換え

  1. とする。 のとりうる範囲を求めよ。
  2. のとき、 方程式 を満たすの値を求めよ。
  3. のとき、 不等式 を満たすの範囲を求めよ。
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  1. より と分かる。

    倍しても、を引いても大小関係は変わらない

  2. 1.のを用いると、与えられた方程式は となる。 1.より なので、図より

    となる。

    なので

    単位円と横に引かれた破線が第1象限と第2象限で交わり、その2交点へ原点から動径が引かれている。破線の右上に sinθ' = √3/2 とあり、始線からの回転量を表す渦巻き状の矢印が、1周を超えるものも含めて4本重ねて描かれている。
  3. 1.のを用いると、与えられた不等式は となる。 1.より なので

    となる。 を代入してについて解けば

    ←たとえば

    単位円と横に引かれた破線があり、破線より下側が灰色に塗られている。破線の右上に sinθ' = √3/2 とあり、円周のうちy座標が√3/2より小さい部分が太線で強調され、破線と円の交点2つは、その値を含まないことを表す白丸で描かれている。

問題5三角関数の相互関係の利用

  1. のとき、以下の問いに答えよ。

    1. のとき、の値を求めよ。
    2. のとき、の値を求めよ。
  2. のとき、の値を求めよ。

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  1. より、

    拡張された三角関数の相互関係

    1. より、 なので

      。また、

      拡張された三角関数の相互関係

    2. よりは正負どちらでもよい。 よって ,

  2. より、

    拡張された三角関数の相互関係

    ここで、 よりは第象限の角に対応し、 。 よって、

    また、

    拡張された三角関数の相互関係

問題6 の関係

    1. のとき、, の値を求めよ。
    2. さらに、 であるとき、の値を求めよ。
  1. , のとき、の値を求めよ。
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    1. の両辺を乗して

    拡張された三角関数の相互関係

    また、この値を代入すれば、

    よって、

    の符号を変えたものなので、 。 2. 1.より、次の連立方程式が成立する。

    上の式を、下の式をとすると、 より であるが、 より なので、 。 つまり、 と分かるので、 より となる。

  1. まず、 乗をそれぞれ考えて

    拡張された三角関数の相互関係

    である。ここで、 より 。また、 なので と分かる。

    よって、 から

    この連立方程式を解いて(複合同順)

覚えておきたい事項(3問)

暗記1の三角関数

を、それぞれで表せ。

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図のように、単位円周上に角の動径と 角 ( とする)の動径をとる。

の座標をとすると、は合同なので、点の座標は となるから

原点Oを中心とする単位円において、動径OPが示す角θの点P(x, y)と、動径OP'が示す角θ'の点P'(x, -y)がx軸に関して対称に描かれている。左上にはθ'=-θと記されている。

暗記2 の三角関数

を、それぞれで表せ。

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図のように、単位円周上に角の動径と角 ( とする)の動径をとる。

の座標をとすると、 は合同なので、点の座標は となるから

単位円上の点P(x, y)を表す動径OPと、角θからπ回転させた動径OP'上の点P'(-x, -y)があり、x軸に下ろした垂線による直角三角形OPQとOP'Q'が原点対称に塗られている。

暗記3 の三角関数

を、それぞれで表せ。

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図のように、単位円周上に角の動径と 角 (とする)の動径をとる。

の座標をとすると、は合同なので、 のように縦と横の長さが入れかわり、点の座標は となるから

単位円上に動径OPが表す点P(x, y)と、それを角π/2だけ回転させた点P'(-y, x)があり、各点からx軸へ下ろした垂線による直角三角形OPQとOP'Q'が描かれている。