指数関数の練習問題(全5問・解答つき)

数学II「指数関数」(指数と指数関数)の練習問題を5問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

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問題1指数関数の単調性

関数 について、次のことを証明せよ。ただし、は任意の有理数とする。

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  1. の証明(背理法)

    有理数 は自然数) とおける。

    いま

    と仮定すると

    となるが、は自然数であるから

    であることに矛盾する。よって、が有理数であるとき、 がいえる。

    の証明(背理法)

    有理数 は整数、は自然数)とおける。 いま、 、すなわち

    と仮定すると

    となるが、 でありは正でない整数であるから

    であることに矛盾する。よって、が有理数であるとき、 がいえる。

以上を参考に、 のグラフを描くと、次の図のような曲線を描くことがわかる。 この のように、の値が増加すると常にの値も増加するような関数を単調増加関数という。 このことを次にまとめておこう。

座標平面上に y=2^x のグラフが描かれている。x軸の負の方向から右へ進むにつれて急激に増加する右上がりの曲線で、曲線上にいくつかの点が打たれている。

問題2指数の大小関係(底が等しい場合)

次の値を小さいものから順に並べよ。

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  1. それぞれの値は

指数関数の性質4.より

座標平面に指数関数 y=2^x の右上がりの曲線が描かれている。x軸上の -1/3、2/3、3/2 から破線が伸び、y軸側に 2の-1/3乗、2の2/3乗、2の3/2乗の値が下からこの順に並ぶことを示している。

底をでそろえてそれぞれの値を比較できるようにした

は増加関数で、 だから

  1. それぞれの値は

指数関数の性質4.より

座標平面に指数関数 y=2^x の右上がりの曲線が描かれている。x軸上の -3、-1/2、3/10、3/2 から破線が伸び、y軸側に 2の-3乗、2の-1/2乗、2の3/10乗、2の3/2乗が下からこの順に並ぶことを示している。

底をでそろえてそれぞれの値を比較できるようにした

と計算でき、 は増加関数で、 だから

問題3指数を含む1次方程式・1次不等式

次の方程式、または不等式を解け。

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【別解:底をでそろえる場合】

【別解:底をでそろえる場合】

問題4指数を含む2次方程式・2次不等式

次の方程式、または不等式を解け。

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  1. 式を変形すると

ここで、 とおくと

いま、 のとり得る値の範囲は なので、 は不適であり、を満たすは、 のみ。

よって

  1. 式を変形すると

ここで、 とおくと

いま、 のとり得る値の範囲は なので、 は不適であり、を満たす は、 のみ。

よって

  1. 式を変形すると

ここで、 とおくと

いま、 のとり得る値の範囲は なので、 これとをあわせて、

よって

  1. 式を変形すると

ここで、 とおくと

いま、 のとり得る値の範囲は なので、 これとをあわせて、

よって

指数関数の性質4.なお、 はつねに なので、 となることはない

問題5指数を含む2次関数

次の関数の最大値、最小値を求めよ。

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  1. とおくと、 より

また

より

の範囲では、このグラフは図のようになるので

横軸t、縦軸yの座標平面に、下に凸の放物線 y=4t^2-4t+2 が描かれ、頂点(1/2, 1)からt=4までが実線、その外側は破線になっている。頂点とt=4の点に黒丸が付き、縦軸の1と50へ破線が引かれて、最小値1と最大値50を示している。

のとき、最大値

のとき、最小値

  1. とおくと、 より

また

より

の範囲では、このグラフは図のようになるので

横軸t、縦軸yの座標平面に、上に凸の放物線 y=-t^2+2t+1 が描かれ、t=0からt=4までが実線、その外側は破線になっている。頂点(1, 2)とt=4の点に黒丸が付き、縦軸の2と-7へ破線が引かれて、最大値2と最小値-7を示している。

のとき、最大値

のとき、最小値