常用対数の練習問題(全4問・解答つき)

数学II「常用対数」(対数と対数関数)の練習問題を4問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

印刷すると、開いている解答だけが一緒に刷られます。印刷設定の「ヘッダーとフッター」を外すと、日付やURLが入らずきれいに刷れます

問題1指数を使って数を表す

次の問いに答えよ。

  1. 地球から月までの距離は約である。これを、 の形で表せ。ただし、 は整数とする。
  2. 地球から太陽までの距離は約である。このことと1.を利用して、地球から太陽までの距離は、地球から月までの距離の約何倍か求めよ。
  3. 水素原子の質量は約である。これを、 の形で表せ。ただし、 は整数とする。
  4. 炭素原子の質量は約である。このことと3.を利用して、炭素原子の質量は、水素原子の質量の約何倍か求めよ。
解答を見る
  1. 。

  2. であるから

より、約倍。

  1. 。

  2. であるから

より、約倍。

問題2常用対数表から対数の値を求める

本文の補足にある常用対数表を用いて、次の値について小数第4位を四捨五入して小数第3位まで求めよ。

解答を見る
  1. 計算していくと

←和と差に関する対数の性質

よって、 となる。

  1. 計算していくと

←和と差に関する対数の性質

よって、 となる。

  1. 計算していくと

←和と差に関する対数の性質

よって、 となる。

  1. 計算していくと

←実数倍に関する対数の性質

よって、 となる。

  1. 計算していくと

←底の変換公式

よって、 となる。

  1. 計算していくと

←底の変換公式

←実数倍に関する対数の性質

よって、 となる。

問題3対数をもちいて積や商の計算を簡単にする

常用対数表を用いて、次の値について小数第2位を四捨五入して小数第1位まで求めよ。

解答を見る
  1. とおき、の常用対数を考えると

よって、表から とわかるので、求める値はとなる。

  1. とおき、の常用対数を考えると

よって、表から とわかるので、求める値はとなる。

問題4桁数と最高位の数の評価

を利用して次の問いに答えよ。

  1. は何桁の整数か求めよ。また、の最高位の数を求めよ。
  2. は小数第何位にはじめてでない数があらわれるか求めよ。 また、その数はいくつか求めよ。
解答を見る
  1. の常用対数を考えると

より、 とわかる。

ここで、だから

と2つの部分に分けることができ、の部分は

を満たすので、の指数部分から、 つまりは

桁

とわかる。

←指数を使って数を表す方法〜その1〜

さらに

などと求まるが、いまの部分は

を満たすので、 となり、の最高位の数はとわかる。

←

  1. の常用対数を考えると

より、 とわかる。

ここで、だから

と2つの部分に分けることができ、の部分は

を満たすので、の指数部分から、 つまりは

小数第10位

にはじめてでない数字があらわれる。

←指数を使って数を表す方法〜その2〜

さらに

などと求まるが、いまの部分は

を満たすので、 となり、の求める数はとわかる。