等差数列の練習問題(全6問・解答つき)

数学B「等差数列」(数列の一般項と和)の練習問題を6問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

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問題1等差数列の一般項~その1~

次の等差数列 の一般項 を求めよ。また、第10項を求めよ。

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  1. 初項が2、公差が3の等差数列であり、第 項(一般項)は初項 に公差 回加えることによって求められるので

    数列 2, 5, 8, 11, 14, … が横一列に並び、隣り合う項をつなぐ矢印のそれぞれに +3 と書かれていて、1つ進むごとに3ずつ増えることを示している。

    また、第10項は である。

  2. 初項が100、公差が-2の等差数列だから

    数列 100, 98, 96, 94, 92, … が横一列に並び、隣り合う項をつなぐ矢印のそれぞれに -2 と書かれていて、1つ進むごとに2ずつ減ることを示している。

    また、第10項は である。

問題2等差数列の一般項~その2~

次の条件を満たす等差数列 の一般項を求めよ。

  1. 初項が 、第4項が
  2. 第3項が 、第10項が
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  1. 等差数列は公差が一定であるので、条件からまず公差を求めよう。初項から第4項までは、公差が3回足されるので、公差を とすると

    a_1, a_2, a_3, a_4 の4項が横一列に並び、隣り合う項をつなぐ3本の矢印にそれぞれ +d と書かれていて、初項から第4項までに公差 d が3回加わることを示している。

    よって、 となる。

    【別解】

    等差数列の一般項は として与えられるので、問題の条件から の連立方程式を立てることができる。初項を 、公差を とすると

    となる。これらを連立させて解くと

    よって、 となる。

  2. 第3項から第10項までは、公差が7回足されるので、公差を とすると

    第10項から第 項までは、公差が 回足されるので

    【別解】

    初項を 、公差を とすると

    第3項が であるから

    第10項が であるから

    となる。これらを連立させて解くと

    よって、 となる。

問題3等差数列の一般項~その3~

第12項が 、第27項が である等差数列がある。このとき、 はこの数列の第何項か。

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この数列の初項を 、公差を とすると

ここで であるから

これを解いて、

よって一般項

ここで が第 項であるとすると

これを解いて、

したがって、 はこの数列の である。

問題4等差数列の和~その1~

次の等差数列 の初項から第 項までの和 を求めよ。また、 を求めよ。

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  1. 初項が2、公差が3の等差数列だから、この数列の一般項

    数列 2, 5, 8, 11, 14, … が横一列に並び、隣り合う項をつなぐ矢印のそれぞれに +3 と書かれていて、初項2から3ずつ増えていく数列であることを示している。

    よって、初項から第 項までの和

    また、初項から第10項までの和

  2. 初項が100、公差が-2の等差数列だから、この数列の一般項

    数列 100, 98, 96, 94, 92, … が横一列に並び、隣り合う項をつなぐ矢印のそれぞれに -2 と書かれていて、初項100から2ずつ減っていく数列であることを示している。

    よって、初項から第 項までの和

    また、初項から第10項までの和

問題5等差数列の和~その2~

1から50までの整数のうち、次のような数の和を求めよ。

  1. 2の倍数
  2. 3の倍数
  3. 2または3の倍数
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  1. は、初項2、項数25、末項50の等差数列であるから、求める和

  2. は、初項3、項数16、末項48の等差数列であるから、求める和

  3. 6の倍数は、2の倍数としても3の倍数としても数えられており、二重に足されている。よって、2または3の倍数の和 は、 で与えられるので、 を求めればよい。 は、初項6、項数8、末項48の等差数列であるから、

    よって

問題6等差数列の和の最大値

一般項 である数列 について、以下の問に答えよ。

  1. 初めて負になる項は第何項目か。
  2. 初項からの和が最大になるのは、第何項目までの和か。また、その和の最大値を求めよ。
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  1. が負になるのは

    つまり、 のとき は負となる。よって、初めて負になるのは である。

    1. より、初項から第20項までの項は、すべて正、あるいは0なので、 が初項からの和の最大値となる。第21項以降はすべて負であり、これらを加えると和は小さくなるからである。また、 であるから、 であり、こちらも最大値である。よって、和が最大になるのは、 である。

    このとき、最大値は

    【別解】

    一般項が である等差数列の和

    となり、 が2次関数で与えられていることがわかる。下図のグラフより、 が整数であることに注意すると、この が最大値をとるのは のときである。

    横軸 n、縦軸 y の座標平面に、上に凸の放物線 y=-3n^2+117n が描かれている。頂点をはさむ n=19 と n=20 の2点が曲線上に黒丸で示され、そこから引いた破線が縦軸の 1140 に達している。