数学B 第1章 数列の一般項と和 — 群数列
群数列の定義
群数列とは何か
下の数列のように、いくつかのまとまりで数列を考えたものを群数列(group sequence)という。

群数列では、次のように各群に番号をつけ、「第~群」と呼ぶことにしよう。

たとえば
第3群は
第4群の一番初めの項は、
などのように用いる。
また

のように、群で区切られてなくても、数列に何らかのまとまりがある場合には、下のよう に仕切りを入れて、自分で群にまとめるとよい。そうすることで群内の規則に注目でき、解答を進めることができるようになる。

群数列の基本的な考え方
群数列を考える際のポイント
群数列を見たら、問題を考える前に、まず次の2つの点について調べておくとよい。
- 第
項 がわかるときは求めておく。 - 第1群から第
群までにいくつの項があるのか調べその数を とおく。
さきほどの奇数の数列の例で調べてみよう。

この数列は、初項1公差2の等差数列であるから
とわかる。
また、第1群には項が1個、第2群には項が3個、第3群には項が5個、
と求まる。
もう1 つの例でも試してみよう。

この例で第
また、第1群には項が1個、第2群には項が2個、第3群には項が3個、
と求まる。
これら2つのポイントを押さえると、群数列の問題が考えやすくなる。
問題1群数列
次の数列について各問題に答えよ
ははじめから数えて第何項目にあるか。 - はじめから数えて第666項目にある分数は何か。
- 初項から第666項までの和を求めよ。
解答を見る
次のように群分けをおこなう。

第
群は、分母がすべて で、分子は と並んでいる。この規則より、は分母が なので第24群に存在していることがわかる。第 群に含まれる項数が であることを考えると、第23群までの項数は よって、第24群の第1項は、最初から数えて277番目になる。
は第24群の分子を と数えて 番目、つまり第24群の第7項なので以上より、
は最初から数えて 番目の項となる。 第666項が含まれる群を求める。666項が第
群に含まれるとすると これを満たす
は である。 より、第36群の第1項は、最初から数えて631番目である。 なので、最初から数えて第666項目の分数は、第36群の第36項であり、である。 第
群に含まれる項の和 は よって、第666項までの和は第36群までの和で
最終更新: 2026-08-20
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