数学B 第1章 数列の一般項と和 — 和から一般項へ
和から一般項へ
和から一般項を求める
数列 {an} の初項から第 n 項までの和を Sn とする。
ここでたとえば、 S3=9 であり、 S4=16 であるとき
S4=a1+a2+a3+a4 S3=a1+a2+a3
であるから、上の式から下の式を引くと
S4-S3=a4
を得る。よって、 a4=S4-S3=16-9=7 であることがわかる。
一般に、初項から第 n 項までの和 Sn から、初項から第 n-1 項までの和 Sn-1 を引くことにより、第 n 項 an を求めることができる。つまり
と求めることができる。
ただし、この式が意味をもつのは n≧2 においてである。 a1 は別に求めなければならないが、 a1=S1 からすぐに求めることができる。
§
定理1和 Sn から一般項 an を求める式
数列 {an} の初項から第 n 項までの和を Sn とすると
Sn-Sn-1=an (n≧2) S1=a1
として、一般項 an を求めることができる。
問題1数列の和から一般項を求める
初項から第 n 項までの和が次の式で表される数列の第 n 項を求めよ
Sn=n³
解答を見る
n≧2 において
an=Sn-Sn-1 =n³-(n-1)³ =3n²-3n+1 ①
ここで、 a1=S1=1 である。また、 ① に n=1 を代入すると 3・1²-3・1+1=1 となり、 a1 の値と一致する。よって、 ① は n=1 のときでも成立するから、 n≧1 において an=3n²-3n+1 となる。
最終更新: 2026-08-20
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