平面ベクトルの1次独立の練習問題(全3問・解答つき)

数学B「平面ベクトルの1次独立」(平面ベクトルと平面図形)の練習問題を3問まとめました。解答は各問のすぐ下に折りたたんであります。そのまま印刷すれば、解答の見えない問題プリントになります。

印刷すると、開いている解答だけが一緒に刷られます

問題1重心の定理

の重心を とし,辺 の中点を,辺 の中点を とするとき

であることを,ベクトルの1 次独立を用いて証明せよ.

解答を見る

とおく.

まず, は線分 上にあるから, とおくと

と表すことができる.

また,は線分上にあるから, とおくと

と表すことができる.

いま, は1 次独立であるから, より

\begin{eqnarray} \left{ \right. \Longleftrightarrow \left{ \right. \end{eqnarray}

よって

問題2角の二等分線の定理

である において,の2 等分線と辺 の交点を するとき

であることを,ベクトルの1 次独立を用いて証明せよ.

解答を見る

とおく.

まず,直線 の二等分線なので,適当な実数 を用いて

は大きさが で等しいので 等分する直線上にある.

これを角の二等分ベクトル(anglebisection vector) という.

と表すことができる.

また,点 は辺 上の内分点なので, とおくと

と表すことができる.

いま, は1 次独立であるから, より

\begin{eqnarray} \left{ \right. \Longleftrightarrow \left{ \right. \end{eqnarray}

よって

問題3直線の交点の位置ベクトル

において,辺 に内分する点を,辺 に内分する点をとし,線分 と線分 の交点を とする. を用いて表せ.

解答を見る

を基準にした位置ベクトルを考えてみる.

まず,点 は線分 上にあるから, とおくと

と表すことができる.

また,点 は辺上にあるから, とおくと

と表すことができる.

いま, は1 次独立であるから,より

\begin{eqnarray} \left{ \right. \Longleftrightarrow \left{ \right. \end{eqnarray}

よって