数学B 第2章 漸化式 — 階差型漸化式:

階差型漸化式の解法

階差型漸化式

次の問題について考えてみよう.

問題1階差型漸化式~その1~

で定まる数列 の一般項 の式で表せ.

このようなタイプの漸化式は, を移項して

と変形すると,数列 の階差数列 の一般項が として与えられているものだと考えられる.

よって,階差数列の公式を利用してやれば,

となる.また,この式の右辺の に1を代入すると,1となり に一致するから,この式は でも成立する.

以上から, となる.

ポイントは「階差数列の一般項が与えられている」と気づくことである.

階差型漸化式の解法

問題2階差型漸化式~その2~

で定まる数列 の一般項 の式で表せ.

解答を見る

漸化式 を変形すると

階差型漸化式の特徴は, の係数が等しいことにある

となるので,数列 の階差数列 とすれば

であることがわかる.

ここで, のとき

階差数列の公式は, でないと使えない

階差数列の一般項

この式の右辺の に1を代入すると,1となり,これは に一致する.

でもあてはまるか代入してチェックする

したがって,求める一般項は

定理1階差型漸化式の解法 §

漸化式 を次のように変形する.

このとき,式 は数列 の階差数列の一般項となっているので,階差数列の公式を用いて を求める.

での成立を忘れずにチェックして完成.

元記事: http://www.ftext.org/text/section/153(取得日 2026-08-07)

最終更新: 2026-08-08

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